ゲーム開発の裏事情!あの名作の秘話を紐解く!

なぜファミコン版オホーツクに消ゆはアスキーから出たか

オホーツクに消ゆといえばドラゴンクエストシリーズで有名な堀井雄二氏の代表作の一つとして有名です。
堀井氏の代表作ドラクエやポートピアがエニックスから出ていたので当然エニックスからのリリースと思いきや以外にも発売はアスキーからのリリースです。
なぜエニックスから出なかったのでしょうか、実はパッケージや説明書に見えるログインソフトの文字がキーとなっています。
ログインとは当時アスキーから出ていたパソコン雑誌です。そしてログインソフトは後にファミ通を生み出す人達によって構成されるソフトウェア制作集団です。
オホーツクに消ゆはこのログインとの共同企画として生まれ、ログインはゲームのプロデュースと開発記事を堀井氏はシナリオ担当という分担でした。パソコン版が発売された後ファミコン版も移植する事になり、当時リリースはエニックスを予定していたのですが色々あってエニックスからの発売は頓挫してしまいます。結局パソコン版を販売していた伝手からアスキー/ログインソフトとしてリリースされる事となりました。

実は意外な人達も関わっているファミコン版

ファミコン版の特徴というとキャラクターデザインの荒井清和氏、音楽の上野利幸氏が有名ですが実はログインソフトが母体だけあって当時のファミ通スタッフも多数開発に参加しています。
まず共同企画の為プロデューサーに塩崎剛三氏(2代目ファミ通編集長、クロスレビューの東府屋ファミ坊)、ディレクターに小島文隆氏(初代ファミ通編集長)、ロゴデザインに佐藤英人氏(桜玉吉の漫画に登場するサイバー佐藤)、フォントデザインに二木康夫氏(辛口ゲームレビューのTACOX、後にマザー2でもフォントを担当)と当時ファミ通やログインを読んでいた人間には馴染み深い人達が勢揃いしています。
これらの人々により開発されたオホーツクに消ゆは好評を博し、後にこれらスタッフにゲームスタジオを加えた面々でファミコン版いただきストリートを制作する事となります。(こちらもログインソフト名義)